050113.thu. しばらく関西特集でも(1)──明石海峡大橋
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さきの三連休,安藤建築巡礼に淡路島までいってまいりました.とは言っても見たのは2つだけなんですけどね.できれば鬼頭梓設計の洲本の図書館も見ておきたかったんですが,時間の都合上割愛.年末には大阪行ったし,正月は京都,てなことでしばらく関西特集でも書いてみようかと…….神戸は行ってないので,三都物語にはならないんですけど.

明石海峡大橋です.瀬戸大橋やレインボーブリッジは何度も行ったことあるんですが,やっぱりそれらとは比べモノにならないくらいスケールがでかい.橋の神戸側に20階建てくらいのマンションがあるんですけど,それが小さく見えてしまうくらいでした.このマンション,おそらく「明石海峡大橋の眺望があなたのものに」みたいなコピーで売ったんでしょうね.

ところでこの橋,アンカレジ(写真手前の大きなコンクリートの塊,これでケーブルを支えています.)がけっこうカッコいい.レインボーブリッジなんかは単なる台形なんですけど,明石では結晶のような多面体構成になっています.なんとなく現代建築家の作品のようでもあります.いいデザイナーでも入ったんでしょうか?

日本の土木デザインって,ヘンに橋脚の角を丸く落とした造形にしてみたり,遠くから橋を見せる場所ないのに,山奥に斜張橋かけてみたりと,なにかチグハグなんですよね.どうも土木屋さんは,「デザインする」ということを「曲面を使ってフレンドリーなカタチにする」と勘違いしてる人が多いようです.曲面のコンクリートなんて何らかの意味がない限り,型枠も作りにくいしコストもかかるし,意味全くないと思うんですけどね.まぁ,建築でも同じように勘違いしてる人,著名建築家(シーザー・ペリとか……)でもいますけど…….

どうも日本の土木建築業界には縦割りが根付いているらしく,「ここまでが建築,ここからが土木」というように,お互いの領域を主張して反目しあっていて,協働作業がなかなかうまくいきません.そういう意味では,篠原修さん(土木)と内藤廣さん(建築)の活動には期待してしまいます.いつか,お互いの得意分野をうまく生かしあえる日が来るといいんですけど…….

反対から撮れば順光だったのに…….050109|明石海峡大橋|Ricoh Caplio GX+DW-4
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by nmurasak | 2005-01-13 17:41 | 建築/都市/デザイン
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