040707.wed. シンガポール株式会社——シンガポール(3)
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シンガポールについて,厳しめのネガなコメントばっか書いてきましたけど,こいつぁすごいなぁ!っと思わせることもあります.それはなにかと言えば,とても「国」とは思えない小回りの利く運営,「シンガポール株式会社」と呼んでも語弊のないくらいです.

一番驚いたのは,市内中心部でロードプライシング国語研究所外来語委員会で「通行課金」に言い換えるんでしったっけ? なんか逆に分かりにくい気もするけど,それに関するコメントはまたの機会に)をすでに実施していること.課金方法は日本で言うETC.市内中心部に向かう道路には課金用ゲートが設置されています.軽くぐぐってみると,さらに驚くべきことに1975年!から実施しているとか.東京都がしんたろう君の強引ともいえる実行力をもってしても未だ実現できずにいることを,サラッとやってのける実行力はスゴイの一言に尽きます.

あとチャンギ国際空港のサービスもスゴイ.例を挙げれば,トランジットホテル,プール,サウナ,店舗数は800以上,植物園,ゲームセンター,インターネット無料接続,マッサージなどなど…….トランジット客を対象にした無料シンガポールツアーなんてのまであります.もちろん本業の空港事業の方も出来はよく,2006年には3本の滑走路を擁し,年間6,400万人の処理能力をもつ世界でも屈指の国際ハブ空港に大変身を遂げるらしいです.成田が2本目の滑走路でモタモタしてるのとはえらい違いです.

しかも空港に出店する店舗は,市中価格より安くないと出店できないという,旅行客にとってみればウレシイ特典付き.山小屋料金に慣らされてる日本の空港とは対照的ですねぇ.関空なんかマクドまで値段高いのにさ.

でもこの小回りの良さ,淡路島と同じくらいの面積,人口400万人のコンパクトな都市国家ってことにもよるんだろうけど,政府の強大な力にもよるところも大きいんでしょうねぇ.果たしてどっちがいいのやら.写真はチャンギ空港のMRT駅です.SOMというロンドンと香港に本拠を置く設計事務所の手によるもので,a+uの2002年11月号にものってました.ニコラス・グリムショウによるロンドン・ウォータールー国際駅を彷佛とさせるハイテックなデザインは,なかなかいい感じです.

そういやきょうは七夕です.梅雨だっていうのに,それを忘れさせるかのような好天が続いています.天気予報によると,東京ではどうやら織姫と彦星が望めそうな模様.

020308|シンガポール/チャンギ国際空港|Canon EOS Kiss+Tamronのなんとかいう望遠レンズ
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by nmurasak | 2004-07-07 01:43 | 建築/都市/デザイン
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