040728.wed. 六本木ヒルズと森ビル
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昨日は森都市未来研究所「スチームボーイ・19世紀ロンドン展」てのを見に,六本木ヒルズ行ってきました.隣の会場でMoMA展も一緒にやってたんだけど,MoMAはやっぱニューヨークでしょ.今年11月には谷口吉生さん設計の新館もできるしね.てゆうかニューヨーク行きてぇ! で,展覧会は内容自体はそれなりにおもろかったんですけど,コストパフォーマンスは悪いです.「えっ,もうこれで終わり?」って感じ.

六本木ヒルズに来るのは2回目,前は平井堅プロデュースの「KEN'S BAR」っての友達と一緒に行ったついでに寄っただけなんですが.さて,この六本木ヒルズですが,森ビルっていうディベロッパーが開発したものです.ちなみにサントリーホールのあるアークヒルズも森ビルの手によるもの.

六本木ヒルズには,森ビルの目指す都市像が見事に具現化されています.すなわち,「既存の中低層ビルを超高層に建て替え,グランドレベルは公園として一般に開放.建蔽率は下がるものの,超高層化によって都市の容積率が有効活用されるコトになるから,住宅も都心に作れるようになって,職住近接が実現!」ってなところでしょうか.発想としてはぜんぜん新しいモノではなく,すでに50年前,フランスの建築家,ル・コルビュジェが著書「輝く都市」て提案してたモノの焼き直しなんですけどね.実際カタチに仕立て上げたコトに対しては素直にスゴイと思いますけど,僕としては全面的には賛同しかねるところありますね.そんなんばっかじゃツマンナイじゃん.

上の写真は,六本木ヒルズ森タワー52階,東京シティビューから撮ったもの.なんか展覧会とのセット券売ってたので入ってしまいました.てゆうか単なるオノボリさんじゃん.ここ登ると森ビルの教義も悪くないかなぁと思わせられるものがあります.自分か世界の中心にいるような錯覚にとらわれるつうか,東京が自分の手のひらの中にあるような感じがするつうか…….超高層マンションが上層階から売れてくのもよく分かる.

そういや,この東京シティビュー,スチームボーイに出てくるスチーム城のコントロールルームに似てますねぇ.映画中で主人公の父のセリフに「世界がこのスチーム城の前にひれ伏すのだ!」みたいなのがあった記憶がありますけど,ここではさしづめ「世界がこの森タワーの前にひれ伏すのだ!」てなところでしょうかねぇ? まったくそうじゃないと否定できないところがコワイ…….

世界の中心で愛が足りない…….040727|六本木ヒルズ|Ricoh Caplio GX
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by nmurasak | 2004-07-28 10:16 | 建築/都市/デザイン
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