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041004.mon. やっぱ赤福だね
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exciteブログのTBテーマに「あなたの地元の銘菓を自慢!」なんてのがあったんで,TBしてみました.僕の地元,三重県の銘菓といえば,なんと言っても「赤福」でしょう.全国的にけっこう有名だと思うので,詳しい説明は要らないと思いますけど,餅をアンコでくるんだあのお菓子です.こんなの

赤福というと新幹線ホームやデパートなんかでも売ってるので,お持ち帰り用のお土産というイメージがありますが,赤福支店などでは,店内で食べることもできます.なかでもオススメは,伊勢神宮内宮前の赤福本店.赤福本店は明治10年建築の伝統的な和風建築,縁側から五十鈴川も望むことができます.緋毛氈に腰を下ろして食べる赤福はまた格別,お茶も大きな釜から汲んでくるという徹底ぶりです.たしか2個入り,お茶付きで260円だったかな.

地域,季節限定モノとして「赤福氷」なるモノもあります.赤福をムリヤリかき氷にぶち込んで,抹茶蜜を掛けたモノです.この赤福氷,昭和36年に海水浴客で賑わう赤福二見支店で「赤福アイス」として販売されたのが始まりなんだそう.赤福なんて言ってますけど,要は餅入り宇治金時.それなりには美味しいですけど……餅が入ってるコト以外に何が宇治金時と違うんだろう,疑問です.伊勢周辺の赤福支店とナゴヤのメルサで夏期限定発売.

続いてご紹介の商品は「朔日餅」.「ついたちもち」の名のごとく,毎月1日に個数限定で発売されます.かなりの人気商品らしく,朝っぱらから並ばないと買えないほどだそう…….朔日餅は季節ごとにそのメニューが変わります.例えば5月は柏餅だったり,7月は竹羊羹だったり…….包装紙も5月にはハナショウブの絵柄だったりと季節感満点.食べたい方は毎月1日の朝?時から並ぶしかありません.親の知人に朔日餅マニアがいるらしく,毎月1日には実家に必ずあったのですが,これほど貴重品だったとは…….

赤福なんて甘ったるくてイヤだ,わざわざ三重県なんて行ってられんって方には「おにぎりせんべい」がオススメです.このせんべいコンビニなんかでもたまに見かけるんですが,売れ残りの赤福の餅をせんべいにしているというのが,まことしやかに語り継がれています.果たしてホントなんだろうか? 

最後にご紹介するのが「御福餅」,なんともまぁ紛らわしい名前のお餅ですが,赤福とは一切関係ございません.紛らわしいのは商品名だけじゃなくて,包装紙に描かれた宇治橋の欄干のイラストも商品名の書体も,そしてお餅自体のカタチも,一見区別の付かないくらいのソックリさんです.赤福のアンコに付けられた2本の筋は「五十鈴川の流れる姿」で,御福餅のそれは「二見浦の清き渚に打ち寄せる波」なんだそう,てゆうかどっちも水の流れのイメージなんすね.この二者の違いはと言えば,パッケージの一部絵柄(赤福は伊勢神宮,御福はなぜかオカメ)と,御福の方がアンコの色が若干薄いことくらい…….詳しくはこちらのサイトで.

この「御福餅」,長崎の「福寿屋」カステラ(本家は「福砂屋」)みたいに,単なるバッタモンかと思いきや,こちらも明治16年創業だから全くそうとも言えなさそう.まぁ,HP見る限りでは赤福の方が歴史深そうなんですが…….ちなみに,名古屋駅や京都駅の新幹線のプラットフォームで売ってるのは「赤福」,東海道新幹線車内販売で売ってるのは「御福」です.間違われませんよう,くれぐれもご注意くださいませ.

伊勢の写真がない…….040905|福島/大内宿|Ricoh Caplio G4wide
by nmurasak | 2004-10-04 20:47 | エブリデイズ
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